2023年初科博、行ってきました!!正確に書くと1/2にトーハクに行った時に科博にも寄ったので初ではないのですが、しっかり色々見学したのはこの日が初だったのでそういうことにします。
ディスカバリートーク
科博では土・日・祝に様々なテーマで「ディスカバリートーク」というものが行われています。研究者のトークを30分ほどの時間で気軽に聞くことができる良イベントです。
科博大好きな私ですがこのディスカバリートークに参加したことはなく今回が初めてでした。(以前「絵本でめぐる生命の旅」について真鍋先生の解説を聞いたことがあります。これも最高でした)
今回は「意外と知らないサンショウウオの世界」というテーマで、どう考えても私のためにあるテーマです!!(自意識過剰)
オオサンショウウオが好きすぎてどうにかなりそうな私ですが、オオサンショウウオの影響でそれ以外のサンショウウオたちにも興味を持っています。小さいサンショウウオも可愛いんですよ!
(↑科博のオオサンショウウオ。LOVE)
今回お話を聞かせてくれたのは初めてのディスカバリートークだという吉川先生。ハコネサンショウウオを専門とし他にもたくさんいるサンショウウオたち有尾目を中心に研究されているそうです。良いですよね…有尾目(イモリやサンショウウオ)。
これまですべてハコネサンショウウオと考えられていたけれど実は違ってこんなに色んな種類のサンショウウオだったんです…!のような新種発見の話や調査の話、サンショウウオ好きとしてとても興味深く聞かせていただきました。
サンショウウオと聞くと多くの人がオオサンショウウオを思い浮かべるかもしれないけれど違う生き物なんです、という話が面白かったです。
私はすっかりサンショウウオ大好き人間になってしまったので違うことは知っていますが、確かに世間はそうかも…と思いました。というのも、まさにディスカバリートークを聞いた数十分後、館内でディスカバリートークの案内を見ていた集団が「サンショウウオの話だって!京都にいるやつだよね~」と言っているのを聞いたんです!この人たちはきっとオオサンショウウオのことを想像していたと思います。みんな可愛いけどね、違うんですよね。みんな可愛いけどね。
これは以前購入した山椒魚本ですが、サンショウウオをとりまく研究は日々進化していて昔の図鑑はもう情報が古いかも…という話が出ていました。ということはこういった本の情報も今となっては少し古いのかもしれません。
このオオサンショウウオ本もとても良いんですよ~可愛いね~。
実写です(すみだ水族館)。この子はトウキョウサンショウウオです。最高に可愛い。写真フォルダを漁ってみましたがサンショウウオの写真がほとんどないことに自分で驚きました(オオサンショウウオの写真は大量にありました)。
年々?新種が発見されているというサンショウウオも、発見された瞬間絶滅危惧種に指定される状況だそうです…。他の生き物にも言えることですが、いつまでもいろんな種が生きていける地球であってほしいですね…。
ワイルド・ファイヤー 火の自然史
こちらは現在開催中の企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」です。企画名だけ見た時はワイルドファイヤーってなんかかっこいいな~と思っていたのですが全然違いました。ワイルドファイヤーとは山火事のことで、この企画展ではそれらの歴史、焼けた跡に残ったものからわかること、人間と火の付き合い方などが紹介されていました。
火はあまりにも身近な存在で忘れてしまいそうになりますが、どうやって付き合っていくかは様々なものを利用して生きる生き物、人間としてしっかり考えないといけないな…と思いました。
企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」 :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo (kahaku.go.jp)
その他色々
科博のレストラン(ムーセイオン)が大好きなのですが休日はやはり混んでいますね…。1/2も今回も激混みでした…。ただ、ここのレストランは表示してある待ち時間よりかなり早めに順番が来るイメージなので、あまりにも大変な待ち人数でなく時間にまあまあ余裕があれば待機するのもアリだと思います。などと書いておきながら今回は私もパス…。頼んでみたい通常メニューがたくさんあるのでまたいつか…!!
2023年の科博の企画も楽しみなものばかりです。今年もたくさん行きたいと思います!
今後の特別展・企画展の予定について :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo (kahaku.go.jp)
特別展「毒」
WHO ARE WE 観察と発見の生物学
化石ハンター展
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」
木組 分解してみました
植物 地球を支える仲間たち
加速器 -とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-
小惑星探査機『はやぶさ2』、東日本大震災から10年
大地のハンター展
メタセコイア-生きている化石は語る-
国立公園 -その自然には、物語がある-
『時』展覧会2020
特別展「和食」
絵本でめぐる生命の旅
特別展ミイラ
風景の科学展 芸術と科学の融合
恐竜博2019
ビーズ 自然をつなぐ 世界をつなぐ
大哺乳類展2
日本を変えた 千の技術博
特別展 昆虫
特別展 人体 神秘への挑戦
特別展 深海~最新研究でせまる“生命”と“地球”~
------------------------
博物館関連の感想まとめは【こちら】からどうぞ