2019年の夏、科博の特別展のテーマは恐竜でした。博物館といえば恐竜(偏見)!いくつになってもワクワクさせてくれる存在です。
恐竜博2019
いきなりご飯の写真ですが、左の写真は科博のレストランムーセイオンで食べた当時の特別展記念メニューです。すごいボリュームでした。恐竜型のナゲットが可愛い。
本年は、「恐竜ルネサンス」と呼ばれる新しい恐竜観が発展したきっかけとなった、肉食恐竜デイノニクスの命名から50年目にあたります。本展では、その貴重なホロタイプ標本をはじめ、謎の恐竜デイノケイルスや、日本の恐竜研究史を塗り替える大発見といえる「むかわ竜」などを紹介します。過去50年の恐竜進化の研究の発展を重要標本で振り返るとともに、研究の現在、その近未来を展望します。(公式サイトより)
これまでの恐竜研究を時系列で追っていくような展開になっていて、ひとつひとつの展示に割かれているスペースが大きく、恐竜の展覧会に来た!と思わせてくれるような空間に興奮したことを覚えています。
そしてこちらがこの特別展のメイン「デイノケイルス」。写真がイマイチでわかりづらいと思いますが、見上げるほどの大きさで最高でした。大きい生き物というだけでロマンを感じます。
さらに、左の写真は「むかわ竜」。北海道むかわ町で発見されたこの恐竜は、展覧会の会期中に新種であることが認定され「カムイサウルス」と呼ばれるようになりました。私が行った時はまだその名がなかった時だったのですが、名前が決まってからはむかわ竜と書かれている下にカムイサウルスと表記されるようになっていたはずです。
右の写真は恐竜の代表と言っても過言ではない(?)ティラノサウルス。やっぱりいつ見てもかっこいいですね。
恐竜の最新研究とロマン
小さい頃から恐竜や古生物が好きでしたが、おそらく大人になった今のほうが昔より好きです。どうしてそうなったのかはわかりません。どうして好きなのかも実はよくわかっていません。それでも異様に惹かれる存在、それが恐竜。
最新の研究を紹介するコーナーで、かつてはわからないと思われていた恐竜の色がわかるようになり始めているとあったのが印象的でした。もう調べつくした!ということがないところも夢があって良いですよね。
恐竜研究者の方々がロマンだけでそれをしているとは思いませんが、それでも恐竜という存在に惹かれてやまない何かがあって研究者になったのだろうと思います。私にとっても恐竜は子供が好きなだけの存在ではなく、これからもずっと好きでいつづける存在だと思っています。
これは2019年夏の特別展なのでもうすぐ2年が経ちます。きっとこの2年の間にも新しいことがわかっているはず。こんな生き物たちが時代は違えど同じ地球で生きていたと考えるだけでワクワクしますね。これから先、恐竜たちの何が明らかになるのか、ひっそりと注目していきたいです。
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