風景の科学展
芸術家の目が切り取った風景に、自然科学の研究者は何を見るのだろうか。
本展では、写真家・上田義彦が撮影した写真を、国立科学博物館の研究者が解説し、対象物とともに展示する。
解説の多くは風景の背後にある時間の流れを意識したもので、瞬間を切り取った写真に重層的な意味を付け加えている。風景に地球の歴史を感じることは、私たちの認識をより深いものにするはずで、そこに「芸術と科学の融合」の目指す地平がある。(公式サイトより)
失礼な話ですがこの企画展には当初あまり興味を持っていなくて、この日科博に行ったのは別の目的でした。しかし、行ってみるとこれがとても興味深い展示ばかりで楽しく鑑賞することができました。
会場に展示されているのは「風景写真」と「それに関連する対象物」です。例えば海中を切り取った写真の横にはサンゴが展示してあり解説文は写真の解説ではなくそのサンゴの成り立ち。そんな展示がずっと続くのです。
今までに見たことのない展示風景と解説文でした。こういう見せ方もアリなんだなと思いました。写真という芸術、博物館という科学、まったく別のように思えて実はそうでもなく、物事は繋がっているんだなぁと思いました。科博にはまたこのような斬新な企画をやってほしいです。
科博の中で聴くコンサート
この日はこれが目的でした。まちなか・コンサートという音楽イベントの一環で、科博でクラシック音楽を聴こう!というものです。科博でコンサートだなんて私としては好きなもの同士、好き×好き=大好き!となりこれは行かねばと思って行きました。この日は雨だったので中庭ではなく科博内の講堂が会場になっていたのですが、この講堂には初めて入ったので興奮しました。何かなければ入れないところです。
金管五重奏で演奏曲は「ドラクエのテーマ」や「ジュラシックパークのテーマ」など、楽しく聴かせてもらいました。博物館内で聴くジュラシックパークの曲(元々大好き)、最高でした。地球館にいる恐竜の化石たちもきっと喜んでいたと思います。とてもよい日でした。
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」
木組 分解してみました
大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語
植物 地球を支える仲間たち
加速器 -とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-
小惑星探査機『はやぶさ2』、東日本大震災から10年
大地のハンター展
メタセコイア-生きている化石は語る-
国立公園 -その自然には、物語がある-
『時』展覧会2020
特別展「和食」
絵本でめぐる生命の旅
特別展ミイラ
恐竜博2019
ビーズ 自然をつなぐ 世界をつなぐ
大哺乳類展2
日本を変えた 千の技術博
特別展 昆虫
特別展 人体 神秘への挑戦
特別展 深海~最新研究でせまる“生命”と“地球”~
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