2019年の春に開催されていた科博の特別展です。展覧会名に2と付いているのは2010年にも哺乳類を扱った特別展があったからで、これは2回目という位置づけでした。
哺乳類とは
〇〇類はたくさんありますが、哺乳類に特別な何かを感じるのは何故か。きっと自分もここに属するからなのだと思います。とはいえ、世界中のいろんなところで生きている哺乳類、その姿かたちも様々です。
会場内はこのようにたくさんの哺乳類の剥製が並んでいて壮観でした。科博は元々すごい数の剥製を持っている博物館ではありますが、こうやって並べられるとやっぱりすさまじい迫力で、なかなかこのような展示は他博物館にはできないのではないかと思います。
哺乳類といえばお尻。こちら側のアングルの写真も忘れずに撮りました。お尻~♪
それにしてもゾウアザラシのでかさ。存在は知っていたのですが改めて見るととんでもないでかさ…こんな生き物に出くわしたら死を覚悟するしかないですね…。
哺乳類の持つ能力を紹介するコーナーもありました。速く走ることができる、高い跳躍、木の上で生活することができる、水の中で生きるetc…。人間は持っていない能力を持つ生き物多数。ヒトには一体何ができるのか、ヒトとは何か、そんなことを考えました。
私の好きな哺乳類
私は両生類が好き(特にオオサンショウウオ)ですが、哺乳類で好きな生き物は彼らです。一番好きな哺乳類は間違いなくシャチ。ここでは骨になっていますが、こんなにかっこいい生き物はそういないと思います。そして配色が素晴らしいと常々思うシマウマ、さらになんとなく気になって仕方がない存在アルマジロ(センザンコウも)。
生き残るために
この特別展は「みんなの生き残り作戦」という副題がついていました。生き残るために特殊な能力をつけ進化を遂げてきた哺乳類の仲間たち。そんな哺乳類の一員であるヒトは、どうやって生き残ってきたのでしょうか。
上の写真は自由に持っていっていい会場内マップの裏面です。生き残るためにヒトが得たもの、それは脳の発達でした。
「環境に適応するのではなく、環境を改変することで、地球上でもっとも繁栄した種となった」という文章に痺れます。ヒトとは何か、こんなことを考える機会はあまりないかもしれませんが、たまに考えてみたいなと思いました。そんなきっかけをくれる博物館や展覧会が私は大好きです。
余談:オオサンショウウオの骨格が可愛すぎた
こちらは哺乳類との比較のために展示されていた両生類代表「オオサンショウウオ」の骨格です。可愛すぎる!!だってこれどこからどう見てもオオサンショウウオでしかない形してるんですよ!哺乳類の骨って骨格だけでどの生き物かはわかりにくいと思うんですけど、これ完全にオオサンショウウオそのものだもの!!この骨格のキーホルダーが欲しいです。
(私はオオサンショウウオが大好きです)
おててとあんよ。可愛すぎて笑える。骨格まで可愛いオオサンショウウオ。大哺乳類展に行ってオオサンショウウオの可愛さを再発見するとは思っていなかったので大興奮だった記憶があります。
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