ユキシロ日記

博物館、美術館、音楽、ゲームなどが好きです。書きたいことを書いています。

ポケモン化石博物館/国立科学博物館/2022.04

遂に行ってきましたポケモン化石博物館!初報が出た約1年前(その時に興奮して書いた記事がこちら)からずっと楽しみに待っていました!夢と現実が混ざったような不思議な空間で、これまでのポケモンにまつわる思い出が走馬灯のように流れ込んできました。

私とポケモンと科博

私のポケモン歴は初代と呼ばれる赤緑の時代からで、途中離れたこともありましたが本編のほとんどは発売当時にやっている他、派生作品もそこそこやっています。人生をポケモンと共に生きてきた感覚を持っているポケモンオタクです。小さい頃からゲームが大好きで色んなゲームをやっていますが、ポケモンは特別に思い入れのあるシリーズで、大人になってからもずっとワクワクさせてくれる大切な存在です。

そして国立科学博物館は私が大好きな博物館です。リピーターズパスを所持していて、数年前から科博で開催される特別展にはすべて足を運んでいます。常設展をフラフラするのも好きです。レストランも好きです。四方八方から地球・生き物・歴史…などありとあらゆる知識が降ってくるようで、こんなにワクワクする場所はそうないと思っています。

そんなポケモンと科博が交わってしまいました。好き×好き=大好き。興奮するなというほうが無理です。

ポケモン化石博物館

この素晴らしい企画は昨年7月、北海道にある三笠市立博物館からスタートしました。今やっている科博は3か所目の開催地でこの後も愛知→大分と巡回することが決まっています。

それほど大きな企画展という感じではなく、割とさっぱりした感じで解説パネルを読まない人なら数分で観終わるかもしれません。科博でも、普段は企画展(常設展に入れば無料で観られる小規模な展覧会)が開催されるスペースを使っています。

しかし私のようなポケモン大好き人間からすれば内容量は二の次で、それどころではない感動が押し寄せてきました。大好きなポケモンたちが科博の展示室で取り扱われている。実際の化石と同じように…ゲームのキャラという記号ではなく…そこに存在するのが当たり前であるかのように…!さすがに会場では泣きませんでしたが、これを書きながらちょっと泣きそうになっています。こんな世界を体験できる日が来るなんて思いませんでした。

ざっくり説明するとこの展覧会は、ポケモンの世界の「かせき」や「しんか」、私たちの世界の「化石」や「進化」。それらはどんなところが似ていて何が違うのだろう…一緒に考えてみよう!という感じの内容です。少しでもポケモンに興味がある人なら老若男女が楽しめると思います。

会場には上の写真のようなパネルが並んでいます。ポケモンの解説はゲーム内のポケモン図鑑に書かれている内容が多く、これもまた激熱なんですよ…!ポケモン図鑑はゲームの中に存在する図鑑です。それがこうやって真面目な生態調査の結果(?)として現実の博物館で解説されている。こんなに熱いことってありますか…いや、ない。

こちらはオムスターの図鑑説明(ウルトラサン)です。オクタンの遠い祖先…興味深いですね!

ポケットモンスターというゲームは、開発者が子どもの頃に虫捕りなどで遊んだ時の生き物との触れ合いやワクワクする気持ちをベースとしてできたゲーム…だったはずです。思えば最初からリアルの世界と強く繋がっていました。かせきポケモンだけでなく色んなポケモンが、現実の生き物や物体をモチーフとしています。

上の写真は大好きなアノプスが紹介されているコーナーです。アノマロカリスも大好きなのでアノプスが好きなのは必然。こんな大きさのアノプス模型を見られる日はもう二度と来ない気がするのでじっくり観察してきました。真ん中にあるのは「ツメのカセキ」。他にもポケモン界で見かけるたくさんのカセキが展示してありました。激熱です。

あまり写真は載せていませんが、かせきポケモンの復元模型や骨格想像模型も展示されています。迫力のあるトリデプスの骨格模型やとても可愛いアーケンの骨格模型、ねっこのカセキ模型の隣にはリリーラの模型、そして太古から姿を変えていないと言われるジーランスの模型、どれもこれも最高でした。

上のガチゴラスの図鑑説明で「全身に羽毛のような毛があるのでは…?」と書かれていますが、こちらの世界でも近年ティラノサウルスには羽毛があった説が出てきています。ポケモンの世界も私たちの世界も、古代の生き物に関する研究はずっと続いているんですね…!

常設展にも行ってみよう

ポケモン化石博物館を堪能したあとは科博の常設展を巡ります。特別解説パネルも用意されているということなので行くしかありません!

まずはここ。ポケモン化石博物館会場の入り口付近、日本館の中央部分ですが、これ見てくださいよ…(泣)(激熱)。科博のタルボサウルスとポケモンのガチゴラスが並んでいる!!こんな日が来るなんて…!(泣)

地球館に移動します。ここは地下1階の恐竜がいるエリアです。ズガイドスやラムパルドは攻撃力が高く頭突きが得意なポケモンですが、パキケファロサウルスがコブのように見える頭部で頭突きをしていたかどうかはわからないそうです。

上の写真(アーケロン、ウミユリ、アノマロカリス)についてポケモン化石博物館の特別解説パネルはありませんでしたが(少し悲しい…)、地球館の地下2階にがっつりいるのでこれから行く方は是非。アーケロンは上にいます。科博では上下左右を見ながら進むと面白いです。

(↑科博を出たところのシロナガスクジラ付近にあるポケふたと今回買ったグッズ)

良い展覧会でした~。夢のような空間でした。この企画展の立案・総合監修者は小さい頃ポケモンに親しみ、大人になった今古生物研究者として働いている方です。子供の頃ポケモンに夢中になり、その後化石の研究者となった私と同世代の人がこの展覧会を企画してくれました。本当に感慨深いです。

買った図録を眺めていたら、最後のほうに展示標本リストというページがありました。ポケモン模型が現実の古生物標本と同じように紹介されていました。初めにも書きましたが、ポケモンはゲームのキャラクターでこの世界には存在しない…しかしこうやって確かに存在している…、いないけれどいる…。この企画展で私はとても不思議な体験をしたような気がしてきました。

自分にとって、ポケモンがただのゲームでないことは既にわかっています。それは確かに存在していて、いつも私の人生を彩り豊かなものにしてくれます。これからもポケモンと共にいろんなものに触れることができたら良いなと思います。関係者の皆さま、素晴らしい企画をありがとうございました!

ゲームの中の博物館

せっかくなのでゲームに出てくる博物館も巡ってみようと思います。まずはカントー地方の「ニビ科学博物館」。ここは展示物の内容が科博に近い感じがします。

ホウエン地方の「海の科学博物館」。海に囲まれたホウエンらしい博物館ですね。

イッシュ地方の「シッポウシティ博物館」。博物館の中にジムもある素敵な施設です。

シンオウ地方からは「クロガネ炭鉱博物館」。炭鉱というテーマに特化した地方博物館の雰囲気が好きです。

こうして見るとポケモンは博物館がよく出てきますね。ポケモンという生き物の調査(図鑑埋め)もこのゲームの大事な要素。バトルも好きですがこの図鑑要素が私は大好きです。ただの戦闘要員ではなく生き物として生きている、それがポケモン。そういうスタンスが大好きなんです。

戯れ

かせきポケモンたちと戯れたくなったので剣盾でキャンプをすることにしました。みんな可愛いねぇ。改めて素晴らしいシステム…新作でもポケモンたちと触れ合える何かを実装してほしいです。できれば一緒に暮らしたい。

見てくださいアノプスの可愛さ。動き方がアノマロカリスで最高なんです。

あまりにもキャンプのアノプスが可愛いのでぬいぐるみが出てきました。かわいい。みんなかわいい。ポケモン大好き。

巡回展「ポケモン化石博物館」Pokémon Fossil Museum

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ポケモン本編のプレイ日記やってます↓

国立科学博物館 他の展覧会感想

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加速器 -とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-
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特別展 深海~最新研究でせまる“生命”と“地球”~ 

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