ピアニストものはっぱさん(いろんなリンク)の3rdソロライブに行ってきました！！！！念願の！！3rd！！！時が進みましたね…！！！
前置き～あれから4年～
2ndソロライブに行ったのがなんと4年前(2019年11月10日)だそうです。4年て…中学生が卒業して高校に入学してしまいますよ…！
その時自分が何を感じていたのか、もうはっきりとは覚えていませんが(このブログもまだ存在していない頃ですね…)、残り1席空いているという状況…確か開催日前日あたりに滑り込みで入れてもらったような記憶があります。当初その日は予定があって行けないことになっていたのですが、やっぱり行かないと駄目だろう！と思い無理やり予定をどうにかして2ndライブに行けることになったのでした。
2ndライブの時は観客数35人くらいだったと思います。今回の3rdライブでは会場も大きくなり100人分の席が用意され、しかも追加分が出る前段階のチケットは即売だったそうです。まずこの事実が凄いことだな～としみじみ思います。
約3年前、コロナの影響で幻となってしまった当初の3rdライブも行く予定でした。あの時の喪失感を覚えているので、今回「3rdライブ」が無事に開催されたことが本当に嬉しいし、はっぱさんが変わらず音楽活動を続けているということに感謝したいです。
4年という期間は割と長いです。人が新たな活動を始めたり今までいた人がいなくなったりするくらいの年月です。まずは、ずっとピアノを弾いていてくれてありがとうございます。今回チケットが即売だったことに驚いた的な話をしていましたが、それはおそらく継続の力も一因だと思います。
この4年の間で私はSNSをやめ、以前はぽつぽつと書き込みをしていた配信のチャット欄やコメント欄に自分の痕跡を残すことはしなくなり(気楽です、とても)、応援の形は変わりましたが、それでもこうして生演奏が聴ける機会に恵まれて嬉しいです。
ライブの感想
やっぱり生演奏は空気感が良いですね！！音の圧も直で感じられるし、低音ジャーン！(？？？)も良いし…！それと今回の会場、マリーコンチェルトは本当に良い会場ですね！来るのは2回目ですが今回初めて天井を見たら照明部分までスタイリッシュでお洒落で素敵でした。
いろんなジャンルから今回の会場に合っていると思う曲を選出したとのこと。当初弾きたい曲を選んだら50曲くらいになってしまい断腸の思いで減らしたという話がありましたが、幅広いジャンルから良いところを摘まんでいき最後はジャズで終わるこの構成、はっぱさんのライブ来た～！という感じがしました。
印象に残った曲をいくつか挙げます。
まずはオリジナル曲の「彼は誰時」と「誰そ彼時」。オリジナルの新曲がここで登場！！！待ってました！！！！彼は誰時は以前からいろんな場所でお披露目されている印象が強く私もとても好きな曲です。そこへ突如として現れる新曲、誰そ彼時！！こういう表記もするんですね黄昏って。日本語は美しいなぁ。
夜明けの時間帯を指す「彼は誰時」に対して「誰そ彼時」は夕方の時間帯を指します。どちらも空の色が美しい時間帯です。優しく儚げな「彼は誰時」と比べて「誰そ彼時」は少し抒情的でこれから夜に向かっていく哀愁のようなものを感じました。はっぱさんのオリジナル曲の中でもこの2曲のように情景を切り取っている系(？)の曲が本当に好きです。景色が浮かんでくるというか。音楽の向こうに風景が見えるというか。
朝焼けの幻想的なひと時をイメージしたピアノ曲を作ってみた「彼は誰時」 - YouTube
セットリストの順番を華麗に無視しますが、ジャズゾーンの中で披露された「Curtain」も聴くと似た感覚になります。陽と陰、喜と悲、相反する2つの要素のどちらとも捉えられるような曲…みたいな感じだったと思いますが、この曲も聴いていると何かが浮かんできます。景色か…物語か…。想像力を刺激されるような感覚になるところが非常に好みです。今回生演奏で聴けて嬉しかった曲のひとつです！
会場の空気が別世界のように感じたのは「カッチーニのアヴェマリア」「The Lord’s Prayer」そして「おおぞらをとぶ」でした。前2曲は厳かな雰囲気で演奏することもある曲なんだろうなと思いますが(はっぱさんの配信でもゆったり弾いている時があったと思います)、今回はどちらも曲の中に命を感じるくらい表情豊かな演奏で引き込まれました。「おおぞらをとぶ」もはっぱさんの配信等でよく出てくる曲という印象ですが、個人的には今まで聴いた中で一番感動的な演奏だったように思います。生演奏の力すごい。
ジャズコーナーで一番印象に残った…というより私が好きな曲「Turn Out The Stars」。念願の生演奏！！配信ライブでは何度も聴いていますが遂にライブで聴くことができました！本当に嬉しいです！！！はっぱさんの影響で最近ビル・エヴァンス本人の演奏を聴いたり家で流したりすることがあるのですが、聴けば聴くほどこの人やばいな…！(語彙)となります。繊細さと複雑さが混在しているような…特にこの曲はそんな感じがします。ごちゃごちゃしているのにまとまって綺麗に聞こえる…芸術性の高い曲ですよね。はっぱさんの演奏も手の動きと音の流れがどうなっているのか全くわかりませんが美しくて好きです。ジャズは難しくていつまで経ってもわかりませんね！！でも大好き。
「When You Wish upon a Star」。これを聴かないと終われない帰れない。最後に演奏された名曲を聴きながら、はっぱさんの3rdソロライブ本当に開催されたんだな…と感慨深い気持ちになったのがこのタイミングでした。改めて、開催おめでとうございます。この曲は一生弾き続けてほしいです。
おまけ
物販でクリアファイルとアクリルキーホルダーを購入しました！この子ははっぱの妖精か何かだとずっと思っていたのですが、ご本人の口から「分身」だと説明があったので認識を改めようと思います。(分身にしては可愛すぎでは…？)
アクリルキーホルダーちっちゃくて可愛いです。先住オオサンショウウオポーチと比較してもこのサイズ感。目にも優しいし福を呼んでくれそうな顔をしているのでどこかに付けて見守っていてもらおうと思います。
ものはっぱさん関連の他感想など
ものはっぱさん 2.5thソロライブ(とネットピアニストや娯楽について)
ものはっぱさん 2.7thソロライブ感想(と配信ライブについて)
ものはっぱさん「オールジャンルビュッフェライブ」感想
ものはっぱさん「MonoHappa Premium Jazz Live」感想
【雑記27】MonoHappa Piano Collection Vol.1、Vol.2を聴いた感想
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