ユキシロ日記

ゲームのプレイ日記をメインに、博物館、美術館、音楽など。雑多な趣味ブログです。

ものはっぱさん 2.5thソロライブ(とネットピアニストや娯楽について)

2020/4/29 ものはっぱさん(https://twitter.com/m0n0happa)の2.5thソロライブがYoutubeにて開催されました。ものはっぱさんについては各種サイトへのリンクがあったのでそちらをご覧下さい。

ものはっぱさんのライブ感想

MONOHAPPA 2.5th Solo Live - YouTube 

Youtubeでのライブのリンクは↑こちらです。(これ自分で貼っておいてアレですけどライブが終わっても見放題なの凄いですね)

ものはっぱさんのリアルライブは昨年開催された2ndに行ったことがあり、今回3rdにも申し込んでいたのですが、このご時世で延期となってしまったためその代わりとして今回のオンラインライブが2.5thとして生配信される形となりました。

リクエスト受付配信やお洒落な演奏をノンストップでしてくれる配信など、普段からネット配信自体はよく聴きに行っているので、ある程度の曲のレパートリーや演奏の雰囲気は知っているつもりでした。しかし今日の配信はそのいつもの配信のゆったりした空気感はそのままに、ひとつのライブとしての綺麗なまとまりや本人の普段とは違う意気込みのようなものを感じる新鮮な配信だったと思います。

公開されているセットリストの通り、配信でよく聞くあんな曲から(多分)今回初めて聞くこんな曲までボリュームたっぷりな3時間でした。全体的にこのライブ、いつもより強弱や緩急がわかりやすく出ていた気がします。この強弱や緩急というのは生演奏の方が肌感覚で感じられるものだと思うのですが、インターネットを通して見ているはずのライブでもかなり感じることができて少し驚きました。

ものはっぱさんのピアノ演奏(と弾き語り)はとてもお洒落で良い雰囲気だなぁと以前から感じていますが、この「お洒落で良い雰囲気」というのは曲者?で、音楽を奏でる誰に対してでも言える感想なんですよね。お洒落な演奏をする人はいくらでもいます。でもものはっぱさんの演奏を聴いていると他とは違う何かを確かに感じます。それはなんなのか…もう感覚的な話にしかならないのですが、今日のライブを見ていて「良い雰囲気を生み出して場の空気を自分のものにしている」と私は思いました。だからただ弾いているだけの人ではないし、ただ上手な人でもないのかなぁと思います。

Youtubeにピアノ演奏動画を上げている人は山ほどいます。ピアノ以外の楽器も含めればもっとたくさん、星の数ほど投稿者はいます。でも、私の中でものはっぱさんはYoutuberや動画投稿者以前に「ピアニスト」なんだなと再確認できました。また、音楽で生きている人の矜持を強く感じるところがすごく良いなぁと思っています。何というか…自分の足で立っている感じがして、私も自分のことを頑張らないとなという気持ちになります。

そして、最後の方で本人の口から出ていた「リアルライブの10倍くらいの人が来てくれて結果オーライ」という言葉が本当に印象的でした。リアルライブに行けなくなって残念だった気持ちがこの言葉で全部吹っ飛びました。何より本人が楽しそうで本当に良かったし、やりきった感が顔に出ていたので見ていて色々伝わってくるものがありました。今後幅を広げていきたいとのこと、さらなる活躍に期待しています。よいピアニストを知ることができて本当に良かったです。

ネットピアニストについて 

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数ヶ月前にこんな本を買いました。「総再生数1億回超え!ネットピアニストたちの動画を楽譜にしてみた結果・・・!?」という楽譜集です。(タイトル長いですね)

ここに先ほどのものはっぱさんを含む8名のピアニストが取り上げられています。私は小学生の時にピアノを習っていた限りで今は弾いていませんし弾けません。なのに楽譜集を買ってしまいました。彼らのようにネットに動画を上げたりネットで生配信をしたりするピアニストたちにすっかりハマってしまったみたいです。

既に記憶が定かではないのでいつから動画を見たり聴いたりし始めたのかは忘れてしまったのですが、気付いたら趣味が増えていました。元々音楽鑑賞は大好きでしたが、この中にひとつ増えた感じです。新しい世界を知ることができ日々の楽しみも増えました。私はたくさん趣味を持っていると自分でも思っているのですが、彼らを知ってからはますます時間が足りなくて困っています。嬉しい悩み事です。 

先が見えにくい昨今ですが、ライブやコンサートといったその場に出向いて楽しむ音楽という娯楽のあり方は今後変わっていくのだろうな…なんてことを今日のライブを経て考えました。様々な娯楽が消えていきどうしても気が沈みがちですが、ずっと沈んだままでも仕方がないので、娯楽を享受する側も新しい楽しみ方を受け入れながら発信してくれる人たちを応援していくのが良いのかなと今は思っています。何でもそうですが、ずっと同じで変わらないまま進んでいくものはないのかもしれません。自分は何かと頑固で偏屈な考え方をしてしまうので、もっと柔軟に様々なことを楽しんでいきたいと思いました。

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