ユキシロ日記

博物館、美術館、音楽、ゲーム等の感想、その他書きたいことを書くことにしています

ものはっぱさん 2.7thソロライブ感想(と配信ライブについて)

2.7thソロライブ開催! 

2021/3/13 ものはっぱさん(https://twitter.com/m0n0happa)の2.7thソロライブがYoutubeにて開催されました。ものはっぱさんについてはこちら→各種サイトへのリンクをご覧ください。 

ライブ会場は↓こちら。当日のセットリストはこちら

MonoHappa 2.7th Solo Live 3/13 19:00~ - YouTube

ライブ感想 1stステージ クラシカル・オリジナル

サーティーワンで売っていそうなアイスクリームのようなサムネイルとご自身作曲のまったりしていながらも軽快なこの音楽、もうすぐライブが始まるんだ~♪という気持ちが高まってよいと思います。

今回も最初の曲はカプースチンのアレ(タイトルは覚えていない)だろうと思っていたら、カプースチンじゃない!?カプ…カプ…。でもリベルタンゴも好きなので問題なし。はっぱさんのリベルタンゴは速めで勢いがあるのでオープニングにふさわしいのかもしれません。次の曲シシリエンヌは美しいメロディーが印象的です。シンプルな曲のように感じますがそういう曲だからこそ沁みます。今回のライブも色々な演奏を聴かせてくれそうで楽しみです。

(ここでいろはす登場!)、多ジャンルつまみ食い形式のライブなのでひとつでもヒットすれば~という話をしていましたが、ひとつでもなんてそんな…多段ヒットですよ。はっぱさんのライブはいつも多段ヒットです。

次は風笛Oriental Wind。原曲はどちらもだいぶ前から知っていてとても好きな曲です。初めて聴いた時、風笛はオーボエの曲という固定観念を良い意味で壊してくれて新鮮な気持ちになったことを覚えています。ピアノオンリーもゆったりとしていて良いですね。そして久石譲さんのジブリ以外の曲好きです。風を感じる演奏でした。

初披露のオリジナル曲!旅風はこちらも風を感じる爽やかな雰囲気で、RPGゲームの冒険途中の序盤の道中で流れていそうな曲だなぁと思いました。それだけでなく魔王を倒し冒険が終わって元いた故郷に戻る時にもこの曲は流れます。初めに聴いた時と受ける印象が変わる、そんな曲だと思います(妄想)。

続いてノスタルジー。あ、これ好きです!最初の数秒でわかる、自分の好みのタイプだと。はっぱさんのしっとりふわふわちょっと不思議系のオリジナル本当好き…。タイトルも相まって色々と情景を想像できるところも好きです。この曲そのものが何かを思い出しているような、そんな空気を感じます。まさにノスタルジー。そしてタルトワルツの安心感。

キャラバンの到着大好き~!原曲を初めて知った時、3拍子のジャズの可能性に痺れた記憶があります。軽やかなはっぱさんの演奏、オリジナルソロ?のような部分もあって好きです。

ライブ感想 2ndステージ オールジャンル 

2ndステージ、オールジャンル!何でもありということですね! 

様々なジャンルから華麗につまみ食い。私も印象的に残った曲をいくつかつまみ食い形式で書かせていただきます。(コメント全く見ていないのですが真面目すぎるという声があったもよう。そこが良いのでは!?!?。ライブ以外の部分ではふざけてるけどライブでは真面目、よいではないか。味があってよいと思いますよ他の人と同じにする必要もなし)

男性ボーカルで聴く青春の輝きは新鮮な感じがします。カーペンターズも良いですよね~。テレビシリーズからきかんしゃトーマス。聴けば聴くほど変態曲…この謎転調?が癖になります。大人の雰囲気漂う宇宙戦艦ヤマトのアレンジも飲んでいないはずのお酒が進みそうです。

ジブリから風の通り道。ジブリ曲の中で私が一番好きな曲です。落ち着くアレンジ…しかし緩急もある。心なしか画面の向こうでずっと動いているはっぱも元気になっている気がします。(映画では草木を成長させる?シーンで流れていたはず)

ディズニーからトイストーリーの君はともだち。聴くだけで泣けてくるくらい私はトイストーリーが大好きです!ウッディ…バズ…。今更ですがこの曲がはっぱさんのレパートリーに入ってくれて本当に嬉しいです。

ゲーム音楽コーナーきた~!!!ゲーム好き!ゲーム音楽好き!!

ペルソナ4よりReach Out To The Truth。ピアノもカッコよかったのですがちょっと原曲を聴いてきました(スマブラSPに収録されているんですよねこの曲)。何これかっこいい。余談ですがペルソナは5をいつかやろうと思っています。風の憧憬、期待通りのすばらしさ。クロノトリガーはやったことがないのにこの曲は有名すぎるので知っています。

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのテーマ曲、最高によい。ゲーム自体も素晴らしかったですが音楽も最高でした。発売前のPV?か何かでこのテーマが流れた時から心つかまれていた気がします。※調べてきましたこれです→ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 1st トレーラー 続編の発売が待ち遠しいですね。

ライブ感想 3rdステージ  ジャズスタンダード

待ってました~。色んなジャンルを弾く人だと知ってはいますがやはりジャズ。はっぱさんのジャズ演奏がとても好きです。

トップバッターはオリジナル曲のSpectrum。トリオ編成今までにない感じで良かったです!

ひとつずつ感想書いていこうと思っていたのですが全部良かった。ジャズはそれほど詳しくないので知らない曲もあったのですが、それでも演奏が良いので曲を知っているかどうかはあまり問題ではない気がします。

しかしひとつ挙げるとすれば、今回のセットリストの中だとHere's that rainy dayが好きすぎて1時間くらいこの曲オンリーで聴いていたいと思いました。実際しばらく繰り返しリピートしてもう何回この部分を聴いたかわからないくらいにはなりました。

Moanin'も良かった。ザ・ジャズといった感じがするためか様々な楽器で演奏されているイメージですがピアノも良いですね~。Turn Out the Stars、グッとくるという表現、わかります。この部分も既に繰り返し聴いているのですが回を重ねるごとにグッとくる度が上がっています。

最後の曲はチック・コリアのSpain、今日はスペシャルバージョン!はっぱさんのスペインはアランフェス協奏曲の部分から雰囲気出ていてすごく良いなぁと思うのですが、今日はスペシャルバージョンということで最初から最後まで特別な感じがしました。ピアノ以外の音が聞こえるスペイン、いつもより歌うようなかんじというか、ドラマチックな空気感があったように思います。とてもよい演奏でした。結局こまごま書いてる。

全体の感想

すごく上から目線のような気がして書くのが憚られるようなことなのですが、今回確かにそう感じたことなので書きますと、はっぱさん配信ライブに慣れたなぁ、と思いました。良い意味で今回のライブはすごく落ち着いていて、全体を通してまったりした雰囲気だったと思います。

ライブと言うと盛り上がりが重要視されることもあると思いますが、このようなまったり感は大勢でワイワイ盛り上がらないと付いていけないタイプのライブが苦手な私にとって貴重なものです。2.5thライブが行われたのはほぼ1年前でした。先が見えにくい世の中でこれからライブやコンサートがどうなっていくかもわからない中、このような形でひとつのステージを定期的に見せて(聴かせて)くれる人は本当に貴重な存在です。

個人的な感想でしかないのですが、リアルソロライブも行ったことがある身として思うことを書かせていただくと、このように世間や周囲が動き変わり続ける中、ものはっぱさんのライブの形というか、音楽家としての音楽の届け方というか、そのようなところは数年前から変わっていないように感じます。

生演奏のほうが何倍も素敵だということは言うまでもないですが、生演奏のライブと配信のライブで根っこの部分に違いを感じないように思うのです。ライブの構成や進行もほとんど変わらない、演奏する曲もあらかじめ用意されている。このような「変わらないところ」は時と場合によってはマンネリと言われるかもしれませんが、はっぱさんはそうではなくそれが安定感に繋がっているような気がします。ライブを聴く度に感じる地に足ついてる感はこういうところから来ているのかも、と思いました。

私も色々あってすべての配信や動画を追うということは現在全然できていないのですが、こうやって定期的にがっつりと音楽を聴かせてくれる何かをやってくれるとこちらも聴きやすいし、リアルタイムが無理でも後から問題なく堪能できるこのパターンのライブはありがたいです。2.7thソロライブとても良かったです。ありがとうございました。

過去に書いた感想など↓

ものはっぱさん「オールジャンルビュッフェライブ」感想

【雑記27】MonoHappa Piano Collection Vol.1、Vol.2を聴いた感想

ものはっぱさん 2.5thソロライブ(とネットピアニストや娯楽について)

配信というライブ形式について

繋がっているように見せかけてここからは自分語りです。

コロナの影響だけではないですがこの1年、本当に配信ライブが増えました。音楽家が音楽を届けるやり方は生ライブだけではない、配信という現代のやり方はモヤがかかったような世の中でも音楽を聴くことができるという希望になっていると思います。

しかしそれももう1年以上このような感じ、いつまでこの状況が続くのか。配信は音楽を届ける方法のひとつとして画期的で素晴らしいものです。場所を問わない。これは今まで生ライブを諦めざるを得なかった人にも門戸が開かれているやり方で、人数を問わずたくさんの人が音楽を楽しむことのできるやり方でもあります。

ただ、私はこの1年くらいの間で配信を浴びすぎて、正直慣れすぎてしまったと思っています。配信で音楽を聴くことに慣れてしまった自分がいます。慣れというのはちょっと間違えると飽きに変わるような気がして、なんだか謎の不安感があります。

このような状況下ではありますが生ライブやコンサートが各地で行われていることは知っています。席の数を減らしたりマスク必着だったり声を出してはいけなかったり、制限はありますが少しずつ生で音楽を聴くという娯楽は復活し始めているようです。

音楽を聴くライブやコンサートというのは、リアルあってこそだとやっぱり思うのです。リアルより配信の方がメイン、配信があって当たり前、今は仕方ないと言えばそこまでですがなんとなく世間がそんな風になっている気がして、音楽ってそうなのか…?と私は思ってしまいます。

物事には良い点と悪い点があり完璧なものはありません。ある程度妥協しながらその時に最善の方法で頑張る、それが良いのだと思います。

ごちゃごちゃ書いていますが言いたいことはこれ「リアルライブに行きたいよ」という話です。結局のところ生の音に飢えているというだけなのかもしれません。配信をやってくれるのは嬉しいしありがたいものですが、リアルにしかないあの空気、その場限りで複製できないあの感覚、空間の共有、それらを早く感じることができる世の中になってほしいと願っています。 

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音楽ライブやコンサート感想のまとめは【こちら】からどうぞ

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