2019年の夏、初めて名古屋に行きました。1泊2日の一人旅です。
常設展
常設展という呼び方をしていいのかわかりませんが、ここでは常に展示してある部分のことを書きます。「生命館」「理工館」「天文館」に分かれていて、とても広い博物館でした。この何でもある感じ、博物館ならではのワクワクがあって大好きです。
恐竜もいます。元素周期表もあります。ワクワクが止まりません。科博(国立科学博物館)の元素周期表も好きですが、この元素周期表もお洒落で良いですね!
自分が好きなものをまとめて。ワクワク。
特別展「絶滅動物研究所」
今回の一人旅計画はこの特別展に行きたいというところからスタートしました。絶滅した動物…非常に興味があります。(左の写真は荷物を預けるロッカーです。ツイッターで昔話題になっていた記憶があります。私はフッ素の中に荷物を入れました)
絶滅した動物と聞いて何を思い浮かべるか…人それぞれあると思いますがここにいる「ドードー」は割と有名な気がします。ルイスキャロル作、不思議の国のアリスにも登場する動物です。
絶滅してしまった動物の紹介文はそれぞれどんな動物だったのか、どうして絶滅したのかがわかりやすく書かれていました。お察しの通りかもしれませんが、多くの原因に人間が関わっていました。
左の写真はパネルです。この特別展のためにスミソニアン自然史博物館が持っているオオウミガラスの標本を貸してほしいと頼んだけれど、あまりにも貴重なものなので無理だったという説明書きがありました。借りたかったんだろうなぁ…仕方ないけど残念だなぁ…ということがよくわかるとても正直な説明書きでした。ここで展示されているのは骨です。
絶滅の危機が迫っている動物の紹介もありました。左の写真はアマミノクロウサギ。こちらは科博の名前が載っていますね。右のようなリストを見ると、どれほどの動物が絶滅の危機に瀕しているかがよくわかります。ものすごい数の動物が列挙されています。
名古屋には東山動物園があります(ここにも行きたかった)。最後に動物園の役割を紹介するコーナーがありました。動物園は動物を人間に見せるだけの場所ではなく、調査や研究や教育を担う場所でもあると書かれていました。
動物や植物の絶滅について私はそこまで詳しくありません。もっと語るには勉強が必要だとも思っています。それでも絶滅という言葉の意味…考えるだけで恐ろしくなるのと同時に、二度と生きているところを見ることができないという事実に何とも言えない悲しみを感じます。
自然災害等の人間にはどうにもできないようなことで絶滅する動物もいると思います。しかしそういった原因ではなく人間が意図的に何かした結果が動物の絶滅だとしたら…。それだけは避けなければいけないことだと思います。
地球に生きる魅惑の動物たちに思いを馳せながら…。
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