出会い
昨年の10月頃にこのゲームを始めました。途中ほかのゲームをやったりもしていたので何回か途切れたこともあったのですが、ようやく区切りがついたので感想をしたためておきたいと思います。正確なプレイ時間はわかりませんが確実に100は超えているはずです(200近いと思います)。先に結論を言うと、とても面白いゲームでした。
これより前にSwitchに移植された「スカイリム」をやったことがフォールアウト4に出会うきっかけであることは間違いありません。任天堂のゲームばかりやっていた私にはスカイリムの世界は衝撃でこちらは300時間近く遊びました。その後PS4を買ってキングダムハーツをやりつつ他にも何かやってみたいと思った時に頭に浮かんだのがスカイリムでした。あんな感じのゲームがまたやりたいなと思ったのと、スカイリムと同じ制作会社なら多分自分に合うだろうと思いました。
ちょっと調べてみるとかなり評判が良いようだったし、レビュー動画なんかも少し見てみて面白そうだったので買ってみました。今思えば他人のレビューは全然…とまではいきませんがあまり参考になりませんでした(笑)やっぱりゲームは自分である程度やってみないと何とも言えないものですね。良い点悪い点などを丁寧に書く気は全くないのでよろしくお願いします。
自由に感想を述べます
ということでスクショを見ながら振り返ってみようと思います。当初は感想を書く予定など一切頭になかったのでスクショもあまりないのですが、無理矢理引っ張ってきました。
フォルダに残っていたフォールアウト4の一番最初のスクショがこれでした。何故この場面を撮ったのかは不明です。スクショボタンを押したかっただけかもしれません。
そもそもこのゲームとっても不親切(ですよね)で、私だけかもしれませんが操作方法に慣れるまでにかなりの時間を要しました。一歩間違えていたら操作がわからなくて挫折していた可能性もあります。まずメニュー画面的なものが全部英語で読めない、なんとかゲットした銃を使ってみようにも使い方がわからない。どこに行けばいいのかも全然わからない(これはオープンワールド系ゲームあるあるかも)。今なら放射能ダメージだとわかりますが始めた頃はこれがなんだかわからなくて、なんかチリチリいいながらHP削られてるけど何これ…と思っていました。最初の医者に会うまでが苦行でした。
こうして振り返ってみると本当に最初が大変でした。これはきっと投げ出した人も多いはず…。相当ゲーム慣れしていないと進めるの難しいのではないかと思います。結局私はネットの攻略サイトにお世話になりました。一度慣れてしまうと色々快感になってきて止め時を見失うほどハマってしまうんですけどね~こういうゲームって。このゲームはそこにいくまでが長かった気がします。
核戦争後の荒廃した世界が舞台のこのゲーム。マップはかなり広いですが美しい景色はそれほどなく、どこを見ても錆び付いた機械しかなかったり汚れた川だったり、人に出会ったかと思えば攻撃されとても可愛いとは思えないビジュアルの獰猛な獣や虫に溢れ、ミュータントやグールといった謎の生命体にも襲われる…。そんな殺伐とした複数の意味で汚い世界の中、上のスクショのような光景に出会うことがありました。このスクショはとても気に入っています。世界が滅びる前に何があったのか、ここはどこだったのか、この2人の関係は…そんなことを想像すると胸にくるものがあります。
綺麗な景色があまりないと書きましたが高いところに上って天気が良ければこんなスクショを撮ることもできました。ここから見えている場所はすべて行けるというオープンワールドの良さは堪能させていただきました。きっとまだ行ってない場所があると思います。
これも高い場所からの一枚です。こうやってみると綺麗かもしれませんが下に行くと薄汚れた街だったりするんですよね…。
こちらは下から上を見上げた一枚。
謎の記念写真。
コンパニオン語り
このゲームの特徴かどうかはわかりませんが、スカイリムと比べて冒険を共にしてくれるコンパニオン(仲間)の個性が強かったように思います。以下、印象的だったコンパニオンを語ります。
我らがドッグミート。ギスギスした連邦の癒し。最初の方は一緒についてきてもらっていたのですが攻撃されているところを見るのが忍びなくなってすぐに外してしまいました…。
序盤では本当にお世話になったコズワース。元々ロボットのキャラや人間以外のキャラが好きな私には最高の癒しでした。主人公のことを「奥様」と呼んでくれる素晴らしい相棒。喋り方が丁寧で礼儀正しく一般的な倫理観や正義感を持ち合わせている素敵ロボットでした。
小さな画面で見ると字幕が全く見えないと思うのですが、これはコズワース→マクレディに交代する時のセリフです。キャラごとに交代用のセリフがあるっぽいと知ってからコンパニオンをとっかえひっかえしたことが懐かしいです。
そんなマクレディ。最初はなんだこいつと思いましたが一緒にいるにつれてどんどんデレてきて面白いキャラでした。前作にも出ていたキャラなのだそうです。
マクレディ→ストロングの交代セリフです。スクショがなくて申し訳ないのですがストロングも良いキャラでしたね。そのへんのミュータントとはひと味違う、知性の高そうなミュータント。もっと連れ回したかったです。
女性陣も魅力的でした。序盤から存在感のあったパイパー。さっぱりした感じの性格で好きでした。
これからの人生が幸せであることを切に願いたいケイト。腕っぷしの強い女性はとても好きです。
イケメングール、ハンコック。まず声が卑怯です。声が良すぎる。どこか達観したようなところがあり、それでいてクールで熱い、魅力的なキャラでした。
ハンコックとドッグミートの交代セリフ最高すぎませんか。
パラディン・ダンス。結構長い時間一緒にいた気がするのですが最高の仲間になれなかったのは私がB.O.S.に加担しなかったからでしょうか…?他のキャラとの会話を見ると年齢が若そうです。
コズワースと共に最高のロボットキャラとして私の記憶に刻まれたキュリー。
このロボット2人は本当に好きでした。その辺の人間より人間らしかった(人間とは…哲学)し、キュリーは何にでも興味を示す好奇心旺盛な性格で最高でした。お友達になりたいです。人間はいらない。
人間バージョンのキュリーも悪くない(何様)ですが、やっぱり私はロボットの方が好みです!でもこれが彼女の願いだったから…。
コンパニオンではないですがザオ艦長も好きでした。対立している側にいながら個人としては悪い人間(グール化していますが)ではないという、不思議な気持ちになるキャラでした。
そしてもう一人、アイアンサイズ艦長。良いキャラでしたね!好き!彼からもらった帽子は最後までかぶらせていただきました。
ニック・バレンタインが好き
最後に(?)ニック・バレンタインについて。私は彼が好きです。この感想文の真の結論はこれです。
お座りニック。
お料理ニック。
彼は、人造人間である自分とは何か、常に葛藤しているように思いました。自分の中にある記憶が自分のものでないことを知りながらも、ほかでもない彼自身の生き方を模索する姿…ちょっと哲学的な要素も含んだ渋くて最高に格好いいハードボイルドなイケおじさん(声も良い)でした。好き…。
人造人間は大抵の場合忌み嫌われているこの世界の中で、人間からの信頼を自らの努力と言動で勝ち取ってきたニック…主人公のために惜しみない協力をしてくれるニック…よれよれのトレンチコートが最高に似合う激渋探偵ニック…。好きな要素しかないのですが私はどうしたら…。セリフもいちいち格好いいんですよね。
本当に良いキャラでした。このゲームをやって良かった。
ちなみに、ルートはレールロードを選んだつもりだったのですが途中からミニッツメンルートになっていたようです。謎です。またやることがあるかわかりませんが次回があるならインスティチュートに加担するのも面白そうだなと思います。
総じて面白いゲームでした。まとめが無理矢理すぎますが許して下さい。一度ハマったら時間を忘れるくらいの没入感で、やってみて良かったと思うゲームのひとつとなりました。