
メインビジュアルになっているこれ↑のゴチャゴチャ感がまさに、この世界の捉えどころのなさや複雑さを表しているような気がして、このメインビジュアル凄いな…と観終わった今思っています。
国際量子科学技術年(2025年)にあわせて、宇宙や量子などのサイエンス領域とアートのコラボレーションによって「世界の成り立ち」や「見えない世界」について考える企画展を開催いたします。
科学者らの宇宙研究やアーティストの「宇宙」に関する作品群に加え、国産量子コンピュータによる初のアート作品など、「時と空間」が不思議なふるまいを見せる「量子」の領域に取り組む、新たな表現の可能性を紹介します。(公式サイトより)
なかなか難しい…というより複雑なテーマで、突き詰めればどこまででも行けるような、言い方を変えれば雑多すぎて軸がないようにも思いました。

(宇宙芸術年表)
ただ、その雑多な雰囲気が楽しいような気もしました。「宇宙+量子+芸術」と展覧会名にありますが、そのどれもが不確実で今だ解明されていないことも多い。未来がどうなっているかもわからず正解もわからない。
そんなわからない世界に向き合う人間たちの奮闘をこのような形で見せてくれるのはやっぱり面白いなと思いました。

(古代から宇宙と芸術は関わりがあった!?)
昨年国立科学博物館で「量子の世紀」というミニ企画展が開催されていて、そこで量子力学について少し触れて全然わからないな!という感想を持ったのですが、
この展覧会を経てもやっぱりわかりませんでした!!

むしろこちらは量子+芸術。ますますわかりません。もはやわからないことが面白いと感じるくらい、わからない世界でした。
ただ、最初に書いた通り、このような世界を理解しようと様々な取り組みを行っている人がいるという事実は興味深いし、人間の探求心は凄いな~と感心もしました。

いつの時代も、何かを超えようと試みることはアートの重要な役割です。(公式サイトより)
見えている世界は全てではない、この世界にはわからないことが山ほどある。
こんなことを考えるきっかけになる展覧会だったと思います。それだけで、行った意味があったのではないかと私は思います。
ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術 | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
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