ユキシロ日記

ゲームのプレイ日記をメインに、博物館、美術館、音楽など。雑多な趣味ブログです。

プレイプレイアート展/ワタリウム美術館/2023.04

いつか行ってみたいと思っていたワタリウム美術館に初めて行ってきました!

一番近い最寄り駅は外苑前ですが、表参道からも近いです。街の中で異彩を放つ建物、そして初めてだと少し入り辛いかもしれない(本当にここ入って大丈夫…?的な意味で)入り口。非常にワクワクしました。

あなたがこのアートの遊び場に立つならば、未知のメッセージに出逢うでしょう。
あなたがアートと対話するならば、その瞬間、あなたの生活や現実にアートが関わってくるでしょう。

本展では、ワタリウム美術館のコレクションより19人のアーティスト、さらにゲストアーティストとして小谷元彦を迎え、古代ギリシアから上野公園まで、作品約150点を広場の中の風景や人物に見立て展示します。(公式サイトより)

私がこれまでに行ってきた美術館は名前に国立と入っているような施設が多く、そうでなくても展覧会は大規模で大々的に宣伝しているようなところがほとんどでした。

しかし、ここのようにこぢんまりとした小さい美術館は、ここにしかない魅力と言いますか…強烈な個性と好きなようにやっている感がすごく強くて、刺激的ですが不思議と落ち着く。そんな感じでした。

現在やっている企画展は「プレイプレイアート展」というタイトルで、作品を広場の中の風景や人物に見立てて展示してある…とのことです。ここも現代アートを取り扱う美術館。ホームページに「独自の視点で発表している」とある通り、なかなか斬新な…歯に衣着せない言い方をするとよくわからない展覧会だったと思います。

しかし…!それが何故か心地よく感じる。不思議です。3階に分かれているそれぞれの展示空間もそれほど広くないのですが、同じ空間にいろんなアーティストの作品が自由に置かれているような印象で、そのごちゃごちゃとした空間がまさにこの展覧会のいう「広場」であり遊び心なのかな…?と思いました。

運良く展覧会ガイドの時間に重なることができ、作品解説を聞く機会に恵まれました。主催側の人の解説を聞ける機会はなかなかないので貴重な体験です。上の写真、展示作品なので通常ガラスケースに囲われていますが、この時間は特別…!ということで触ることができました!!もちろん触らせていただきました。サッカーボールの感触でした。

展示フロアだけでなくショップの雑多な雰囲気もとても良かったです。一度展覧会に行けば次から同じ展覧会は無料で見学できるという面白い制度をとっていたのも印象に残っています。もう少し家から近ければ散歩の途中に訪問して館内をふらっと一周して去る…なんてこともできたんだけどなぁ、と名残惜しく思いながら帰りました。

またひとつ、良い美術館に出会えた日でした。

プレイプレイアート展|ワタリウム美術館 (watarium.co.jp)

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