年末なので、2021年に行った博物館と美術館そして展覧会についてざっくりと振り返ってみようと思います。昨年と比べると倍くらいの展覧会に行くことができて幸せでした。
博物館
メタセコイア-生きている化石は語る-
2021年初科博がこの時でした。名前くらいしか知らなかったメタセコイアと、種を守ろうとする人たちのことについて知ることができました。今後は街中でメタセコイアを認識できると思います。
大地のハンター展
かなり前から楽しみにしていた科博の特別展です。世界中のいろんな環境で生きる「ハンター」たちの不思議で面白い生態がこれでもかというくらい紹介されていました。オオサンショウウオも紹介されていて興奮しました。
小惑星探査機『はやぶさ2』、東日本大震災から10年
科博の企画展です。大々的に行われる特別展とは違いこぢんまりとしていますが、マニアックだったりためになったり、いつも色々なものに触れて考える機会をくれます。
国宝 鳥獣戯画のすべて
すべて、という言葉の通り甲・乙・丙・丁全4巻の全場面を展示するという熱すぎる展覧会でした。本当に良い体験ができました。
目黒寄生虫館
以前から存在は知っていたけれど行ったことはなかったここ、ようやく行くことができました。魅惑の寄生虫たちについて学ぶことができる施設です。
植物 地球を支える仲間たち
科博が「植物」を大きく取り上げてくれた展覧会です。ロマン溢れる食虫植物はもちろん、植物って生きてるんだなと思いました。
加速器 -とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-
思いのほかと言ったら失礼かもしれませんが、想像していたよりはるかに楽しく解説もわかりやすい素敵な企画展でした。
大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語
科博でのミイラ展…再び!知れば知るほどミイラという存在の凄さに気付かされます。
木組 分解してみました
これも視覚的に楽しい企画展でした。技術凄い。職人さん凄い。
縄文2021―東京に生きた縄文人―
来年4月から数年間お休みに入る江戸東京博物館。また会う日までさようなら…。やっぱり好きな博物館です。
日本の海洋調査への挑戦とあゆみ、発見!日本の生物多様性
今年最後の科博です。毎年そうですが科博ばかり行ってますね。来年もたくさん行きたいです。なんなら住みたい。
美術館
和装男子 ―江戸の粋と色気
太田記念美術館の展覧会は期間が短いものが多くタイミングを逃しがちですが、これは行きたい!と思ったのがこちらです。
あやしい絵展
あやしい絵、大好き。芸術は美しいだけではないんです。
ルネ・ラリック リミックス
初めてこの美術館に行きましたが歩いているだけでもテンションが上がる素敵な空間でした。
イサム・ノグチ 発見の道
こちらも初めて行きました。立体の芸術作品も好きです。限られた空間にどうやって展示するか、という点も見所だなぁと思いました。
アナザーエナジー展
人生の先輩たちが生み出すパワー溢れる作品の数々に元気をもらった気がします。
ざわつく日本美術
ざわ…ざわ…。見せ方と解説が面白いと私の中で評判のサントリー美術館です。
ルール展
ここも面白かったですね~。この施設もずっと注目しています。最近始まった企画展にも来年行こうと思っています。
北斎づくし
私はそれほど行けませんでしたが今年は北斎の年でしたね。いろんな場所で北斎特集が組まれていた印象です。
ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
今年行った中で一番心に残っている展覧会がこれです。今後好きな画家を聞かれた時はゴッホと答えようと思います。
印象派・光の系譜
イスラエルに自分が行くことはこれからもない気がするので大変貴重な機会でした。ここでもゴッホの作品に惹かれました。
深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」
寒い冬に見る金魚もよいものです。
まとめ
コロナの影響がいつまでどんな風に続いていくのか全くわからない世の中ですが、博物館や美術館は元に戻ってきた感があります。大切な娯楽のひとつなので是非今後も消えないでほしいな…と切に願います。
博物館と美術館に行く時、現実逃避をしているようで現実以上に現実のことを考える…私にとっては不思議で大好きな空間です。既に始まっているものもありますが、来年行きたいと考えている展覧会が現時点でもたくさんあります。来年もたくさんのものに触れいろんなことを感じ考えることができたら良いなと思います。
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