毎年ゴールデンウィークの季節に国際フォーラムを中心に開催されているフランス発祥のクラシック音楽イベントです。100回くらい聞かないと覚えられない気がするイベント名ですね。2019年で15周年を迎えたということでしたが、私はこのイベントを今まで全く知りませんでした。クラシックは好きですがあまり詳しくはないのと、今のところに住むまで東京駅はそこまで近くもなかったので、興味を持つ機会がなかったのかもしれません。
このイベントについて
とても規模が大きいこのイベント、国際フォーラムがメイン会場となっていますが、それ以外にも周辺のありとあらゆる場所で小さなものから大きなものまで、朝から晩まで演奏会が開催されています。丸の内や有楽町のあたりはキリっとしたお洒落感が漂う街だと私は思っているのですが、それに加えてこの期間はどこを歩いていても色んなところから音楽が聞こえてくる…とても不思議で独特な空気感で実際に行ってみて凄いイベントだなと思ったことを覚えています。
コンサートの種類も様々で、その辺の通路での無料ミニコンサートがあれば、ホールでの有料コンサートもあります。私はこのイベントの存在を知ったのが遅かったため、聴きたい!と思ったコンサートはほとんどチケットが完売している状況でした。なので、チケットがいらない無料ミニコンサートをいくつかと、唯一ゲットできた有料コンサートをひとつ、聴いてきました。
聴いたコンサートについて
まず無料コンサート。こういったものをコンサートと呼ぶのかわかりませんが、こんなところでやるの?本当にここで?と思うような場所でやっているものがあったりして、新鮮で面白かったです。以前からYouTubeで動画を見ていたピアニストの角野隼斗さん(https://twitter.com/880hz)の生演奏をこの時初めて聴きました。こんな謎の通路にピアノが!?ここで弾くの!?と思いました。ラプソディーインブルー…音の粒が綺麗だなぁと思った記憶があります。他にもサックス四重奏、打楽器アンサンブル、バイオリン&ピアノなど、いろんな場所でいろんな音楽を聴かせてもらいました。
そして唯一の有料コンサート。こちらは会場が国際フォーラムでした。ここで生まれて初めて「アランフェス協奏曲」の生演奏を聴くことができました。確か中学校の音楽の授業で聴いたのが初めてだったと思うのですがその時からこの曲は好きで、ここで生演奏を聴くことができて本当に良かったと思っています。ギターのことは全く詳しくないですがこの曲のギターは色々とたまりませんね…!1楽章が一番好きです。
ここからは未来の話。2020年のラフォルジュルネのテーマは「ベートーヴェン」とのこと。昨年は知るのが遅すぎてチケットほぼ全滅だったので、今年は今から気にかけています。せっかくなのでベートーヴェンの有名曲を聴けたら良いなぁと思っています。
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