The Pedestrian(ザ・ペデストリアン)は、魅力的な2.5Dサイドスクロールパズルプラットフォーマーです。見事なグラフィックと挑戦的なパズルが待つ、ダイナミックな3Dの世界へ足を踏み入れましょう。
公共の標識を再配置して再接続することで、各魅力的な環境を探索し、進んでいくプレイが楽しめます。※メーカーによる説明です。(販売ページより)
とても気持ちの良いパズルゲームでした!
(PS4用のムービーがわかりやすいと思ったのでこちらを)
ピクトグラムを動かすパズルゲーム
ゲームタイトルにもなっている「Pedestrian」とは「歩行者」を意味する単語です。プレイヤーはピクトグラムの歩行者となり各ステージ?のパズルを解きながら先へ先へと進んで行きます。
上の画面だと、パズルのステージとなっているのは黄色い枠で囲った部分だけです。枠外のやたらリアルな実写部分はすべて背景。斬新な画面構成ですごく面白いなと思いました。この背景もステージによって全然違って、進めていくうちに「この背景はなんなんだろう…ここはどこなんだろう…」と考えるようになりました。
さてここはどこなのか。ピクトグラムの歩行者はどこへ向かっているのか。
私たち(プレイヤー)が動かすもうひとつのものは「看板(パネル?)」です。上の画面でいうと黄色い4つの看板。これらを線で繋げて通れる道を作っていく…というゲームです。
初めのうちは簡単でサクサク進んでいけたのですが、後半からだんだん複雑になっていきます。使うギミックも増え、ただ線を繋げるだけではなくなっていきます。
頭の柔らかい人ならもっとだいぶ短い時間でいけそうですが、私はこのゲームを6時間弱かけてクリアしました。行き詰まって数日間放置→日を改めたらできた!というパターンもかなりあったので、詰まったら一旦やめるのも手かもしれません。
雰囲気、音楽、世界観
良いゲームだったな~!と思う要素はたくさんあって、まず雰囲気が最高に良い。お洒落。そしてステージからステージへ移動する際に流れてくる壮大な音楽。まるで映画を見ているかのような高揚感がありました。
さらに、やっぱり世界観ですかね~。背景の割合がやたら多いパズルステージ。そういう雰囲気の不思議なゲームかと思いきや、この背景のリアルさには意味がありました。是非最後までやって多くの人にラストステージの感動を味わってほしいなと思います。本当にびっくりしました。
パズルを解くための頭の使い方と、雰囲気を感じて楽しむための頭の使い方。全然別のもののような気がするのですが、これらが何故かうまく噛み合ってひとつのゲーム作品として成り立っていました。
このゲームは開発に6年近くかかっているらしいです。良いゲームに出会えて良かった!楽しかったです。
The Pedestrian | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
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