ユキシロ日記

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メトロポリタン美術館展/国立新美術館/2022.02

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メトロポリタン美術館展

1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。
本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が、一挙来日します。(公式サイトより)

アメリカのニューヨークにある「メトロポリタン美術館」。一度行ってみたい美術館のひとつです。と言っていますが全然詳しくないので、この美術館がこんなにたくさんの作品を有しているとは知りませんでした。17部門で構成されている美術館…?一日では足りないタイプの施設ですね…!(余談ですがメトロポリタン美術館と聞くとみんなのうたで流れていたあの曲が浮かびます)

「西洋絵画の500年」という壮大な副題が付けられたこの展覧会、ちょっと大げさに言いすぎでは?と思っていたのですがそんなことはなく、教科書に載っているか載っていなくても載っていそうな、そんな西洋絵画の代表作勢揃いスペシャル!というような、なんと表現すればいいか迷いますがとにかく特別感のすごい展覧会でした。

メトロポリタン美術館で今回来日した絵画がどのように展示されているかはわかりませんが、展示空間にひとつひとつの作品がドーン!ドーン!と(?)飾られていて、そのどれもが主役、次々と傑作が出てくるスペシャル総集編!みたいな。(自分でも何が言いたいのかわからないままこれを書いています)

展示は時代の流れに沿った構成になっていて、西洋絵画がテーマというのもあり、歴史や神話や宗教のことをある程度知っている人の方がきっと面白いんだろうなぁ…と、あまり知らない私は思いました。芸術は歴史と深く関わっています。特に西洋絵画はそうだと思うので(私はレンタルしていませんが)音声ガイドを聞いてみるのもありだと思います。

とはいえ、美術作品を観賞する時に解説があった方が良いかなくても良いかは人による気もします。何も知らずに絵画を観て感動する、そんな体験ができるのも美術鑑賞の喜びだと思います。私は少し前からゴッホの作品に魅力を感じているのですが、この展覧会でもやっぱりそうでした。こういった色んな画家の絵画が集まる展覧会は自分の好みを再認識する場となるところも面白いなぁと思います。

展示の最後に、メトロポリタン美術館が所蔵する約2500点の作品データを年表としたデジタルデータの映像が流れていました。ここまで観てきた絵画がいつ頃どの地で制作されたのかが視覚的にわかるようになっているもので、時代の流れと合わせて絵画を知るという見せ方が面白かったです。私は美術鑑賞が好きですが、まだまだ何も知らないんだなぁと実感しました。もしかしたら今後一生観ることがないかもしれない絵画をたくさん観ることができ、本当に良い機会でした。行けて良かったです。

メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年|2022年2月9日(水)〜 5月30日(月)国立新美術館 (exhn.jp)

東京五美術大学 連合卒業・修了制作展

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国立新美術館の会場で初めて知った催しです。美術系の大学の卒業制作展…これまでの人生の中で無縁でした。しかしこれは良い機会!見てみたい!と思い会場に足を踏み入れると、そこは漲るエネルギーと個性が溢れ出すすごい空間でした。物量もすごい。西洋絵画のようなタッチの絵、デジタルアート、立体の作品、彫刻、映像、メッセージ性を訴えかけてくる何か…。ありとあらゆる手法で制作された作品に圧倒されました。

今の時代、自らアーティストと名乗ることは簡単で誰でもできます。そんな中、学校で学ぼうと思い学んできた若いアーティストたちの作品にはパワーがありました。いろんなアートを全身で浴びることができてとても楽しかったです。思いがけない出会いでしたが良い体験ができました。

国立新美術館 他の展覧会感想

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