お台場にある博物館です。とても広い館内は天井も高くて開放感があり、展示は施設の名前の通り近未来的なテーマが多い印象です。
企画展 工事中!
本展では、整地、建設、解体といった工事現場の工程ごとに、最新のブルドーザなどの実機(全10機)、大型クレーンの運転席や解体現場で活躍する油圧ショベルのパーツなど、迫力ある重機を間近に観察しながら、工事現場の世界を体感いただけます。また、炭素繊維など、新しい素材を取り入れた技術開発も紹介します。
重機のオールスターが大集合するだけでなく、土木の最先端技術までをお見せする本展。小さなお子さまから大人までが楽しめる展示構成となっています。
(公式サイトより)
こんなに楽しそうな企画を逃してはいけない!と思い、かなり前から狙っていた展覧会でした。重機に興味があるわけではなかったと思うのですがクレーンは元々好きで街のクレーン写真を色々撮っていたりもしたので、この展覧会に惹かれたのは必然だったのかもしれません。
一見すると最新の人気どころ(?)重機をたくさん並べて見せるだけの企画か…?と思うかもしれませんが全然そんなことはなく、重機の解説はもちろん人間との関わり、建築や土木についての説明などもあって非常に興味深く楽しむことができました。
会場は工事現場のような雰囲気になるようにシートや瓦礫?があったりとワクワクするような演出で、歩いているだけでも他の展覧会とは違った空気感で楽しかった記憶があります。上の写真右の重機、カッコイイです。
こんな面白い展示も。「解体にひそむ美学」というコーナーも。本当に盛りだくさんでした。無機物好きにはたまらない。
重機に乗ってみようコーナーもあって、この機会を逃したらもう二度とこんなチャンスはない…と強く思ったので、ちびっこたちに交じって列に並んで乗ってきました。左の写真は乗ったところから撮ったものです。いい大人ですが最高の体験になりました。
常設展
この時初めて行ったので常設展もがっつり楽しんできました。と言っても全部楽しめたかどうか定かではないくらい広くて、かなり混んでいる時期に行ったということもあり、体験型展示はほとんど未体験のまま帰ることになりました。
ロボットやAIといった未来を感じさせる展示をはじめ、各コーナーで見ている側に何かを考えさせるような内容がすごく多かった印象です。それは子供が見る展示でも同じで、易しいつくりになってはいるけどちょっと難しいところもあるな…と感じるほどでした。
展示を見て終わるだけではなく来場者にいろんなことを考えてほしい、そんな思いが伝わってくる施設でした。企画展目当てでこの時初めて行ってそれっきりになってしまっていますが、もう2年以上経ったので展示内容も変わっているのではないかと思います。機会を見てまた行きたい博物館です。
------------------------
博物館関連の感想まとめは【こちら】からどうぞ