ユキシロ日記

博物館、美術館、音楽、ゲーム等の感想、その他書きたいことを書くことにしています

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東京好奇心 2020 渋谷/Bunkamura ザ・ミュージアム/2020.10

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東京の渋谷にある複合施設Bunkamura。コンサートを聴きにオーチャードホールに行ったことはあるのですが、Bunkamura ザ・ミュージアムは初めてでした。目的はこの展覧会です。

展覧会のテーマ

こちら公式PVです。この写真展は「東京好奇心」というプロジェクトの一環で、パリやベルリンで開催された展覧会の集大成という位置づけです。大きなテーマは「東京」ですが、「IDENTITY(自分を語る)」「DIVERSITY(他者を読み解く)」「HERE AND NOW(ここで、今、生きるということ)」「TIMELESSNESS(忘れてはいけない大切なこと、時空を超える美)」というさらに細かい4つのキーワードに分けて展開していく構成になっています。

写真を鑑賞するとは何か

すぐこういうことを考えたくなってしまう性分なのですが、そもそも写真展ってなんのためにあるんだろう…ということを会場の中でたくさんの写真を見ながら考えていました。

現代の日本ではほとんどの人が持っているスマホを使えば十分に綺麗な写真を撮ることができます。こんなに簡単に写真が撮れる今、写真家の人たちって何を思ってわざわざ作品としての写真を撮影するのでしょうか…。詳しく調べてはいないのですが、きっと皆さんそれぞれ、かなり大きな「何らかの思い」を持って撮影しているのだと思います。そうでなければ写真家の存在意義はない気がします。

そして、現代の日本では写真を撮ることもそうですが見ることも簡単にできます。スマホで撮った写真は一瞬でネット公開することができ、不特定多数の人間の目に触れるようにすることも容易です。そんな中どうして私は写真展に足を運んでいるのか…?

これは自分で問いかけてアレですが答えが出ていません。私は何に惹かれてこの日ここに行ったのか。展覧会タイトルが気になったといえばそうなのですが、わざわざお金を払って写真を鑑賞しようと思った理由、いずれわかる日がくるのでしょうか。何か人の思いというものに触れたかったのでしょうか。自分でも謎が深まります。

展覧会の感想

先に感想を書いたほうが良かったかもと思いつつ…。100人の写真家の作品が展示してあるわけですが、1人につき作品は2点でした。100人もいればテーマが東京と言っても写っている対象はあまりにも様々で、正直なところこれのどのあたりが「東京」なんだろうと思う作品もありました。

また、完全に好みの問題だと思うのですが、心に刺さる作品と全く刺さらない作品があって、自分の好みを少し知ることができたことが面白かったです。私は人間が写っている写真よりビルだったり道路だったり、そういったものが写っている写真のほうが好きです。

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(この写真は唯一撮影が許されていたものです)

4つのキーワードに沿って展示されているのですが、このキーワードもひねくれた見方をすれば無理矢理こじつけたような感じがしなくもなく…それくらい写真家たちの個性が強烈だったように思います。そもそも100人いれば100人の思いがあるわけなので、まとめられるはずがないんですよね。そう考えるとこの展覧会、よくやったなぁと思います。(謎の上から目線)

東京という都市

ここで私は気付きました。100人の写真家たちの作品、誰一人として同じようなものがない。この展覧会そのものが雑多でごちゃごちゃした感じを受ける。これがまさに「東京」という都市なんだと。

…上手くまとめた感が出た気がするのでここで終わります。初めての写真展、面白かったです。 

www.bunkamura.co.jp 

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