今住んでいる町、都心に近くて都内の主要都市と呼ばれるような地にはどこでも行きやすい点が非常に気に入っているのですが、その割には古くさいというか昔ながら感が残っていて、そんなところも好きなんです。
商店街があってその中に肉屋さん、八百屋さん、焼き鳥屋さん、おせんべい屋さん、定食屋、飲み屋など、ぽつぽつといろんなお店があります。どこも昔からあるんだろうなと見ただけでわかるような外観で、そのほとんどは年配の方がお店に出てきりもりしています。
そんな中、この前豆腐屋さんに行ってきました。
寄せ豆腐は以前も買ったことがありますが、初めてがんもどきを買ってみました。左の写真はそのがんもどきを煮てみた謎煮物です。煮物系にはみりんを入れれば大抵美味しくなると信じるみりん信奉者なのでこれにも入っています。なかなか美味しくできました。
がんもどきってすごく膨らむんですね!右と左の写真を比べてみるとわかると思うのですが、明らかに煮たあとのほうがデカいです。錯覚じゃないですよ。遠近法でもないです。このがんもどき確かミニサイズとして売られていたものです。普通のサイズだったらどうなってしまっていたのか…いつか買ってみます。
豆腐屋さんの話に戻りますが、小さい頃も家の近くに豆腐屋さんがありました。その豆腐屋さんに鍋を持って親と一緒に買いに行っていた記憶がぼんやりと残っています。お店のおばちゃんだったかおじちゃんだったかが水の中からガシッと豆腐を掴んで鍋に入れてくれるんです。確かそんなかんじだったと思います。
こういう買い方をする豆腐屋さんって今あるんですかね?なんだかすごく懐かしい気持ちになってきました。その豆腐屋さんは何故かオロナミンCも売っていて、その頃から私はオロナミンCが大好きな子供だったのでよく買っていました。なんでもない日常でしたが輝いていた…かどうかはわかりませんが懐かしいですね。
昔からあるお店が存続していくことは今後ますます難しくなっていくのかもしれません。勝手なこととわかってはいますが、老舗と呼ばれるような個人のお店には頑張ってほしいなぁと思います。大した力ではないですが私も買うので。
この町で生まれ育ったわけではありませんが、初めて一人暮らしをした町ということで今後別の場所で暮らすことになったとしても、ここでの暮らしは一生記憶に残るはずです。私にとって第二の故郷は間違いなくここです。これからもよろしくお願いします。
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